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セパル:萼片(がくへん)
花のつけ根に位置し
葉の特徴も持ち合わせながら
花の成長過程を保護する。
蕾のときはすっぽり包み
花咲くときは花部の開花軸を支え
種を育むうちは実の根本を守り
この上ないタイミングで手を放し
また、必要とあればときに変形し
種を運ぶ際にも身を添える。
たんぽぽの綿毛など。
ペタル:花弁(かべん)
花びらのこと。
雄しべや雌しべなどの
生殖部を保護する。
昆虫などを引き寄せ
受粉を手助けする。
受粉までの最善の過程を感知し
さらに他生物からの働きかけの
必要性に応じて
それぞれの生命に添った
彩り・姿・香りで順応する。
人は生涯 花咲かせ種蒔きながら生きる
その過程に眼差し向けて手を添える

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